ドローンで夜間飛行をする時の注意点とは?ポイントについて解説!

ドローン

ドローンを飛行させるにあたって、夜間飛行については航空法により禁止されています。

そのため、夜間飛行を行う場合は原則として事前に許可を取得している必要があります。夜間飛行以外にも、目視外飛行や物件の投下・危険物輸送等の「特定飛行」については許可が必要になります。

本記事では、夜間飛行について詳しく解説していきます!

特定飛行について

先程もお伝えした通り、航空法では「特定飛行」については禁止されています。夜間飛行は、そのうちの1つです。以下に特定飛行についてまとめましたので、確認をしてください。

◯空港等の周辺を飛行する場合
○150m以上の上空を飛行する場合
○人口集中地区(DID)の上空を飛行する場合
○緊急用務空域
○夜間に飛行する場合
○機体を目視できる範囲外で飛行する場合
○対物・対人30m未満で飛行する場合
○イベントの上空で飛行する場合
○危険物輸送の輸送として飛行する場合
◯物件投下を目的として飛行する場

これらの場合には、不測の事態に陥った際に、被害が甚大なものになると容易に推測できるため許可を取得することが必要になります。

特定飛行について、詳細を確認したい場合はこちらの記事を併せてご確認ください!

夜間飛行における「夜間」とは

夜間飛行を許可制にしている趣旨は、機体や物体の確認がしにくくなり操縦が不安定になる危険性が高まるからです。

そのため、夜間とは「日の入りから日の出の時間」までの間を指します。国立天文台のサイトで調べることができますので、必ず確認をしておくようにしましょう。飛行させる都道府県により時間が異なります。決して、自己判断で「夜間」を決めないようにしてください。

夜間飛行が許可される条件

夜間飛行が安全に実施できるためには、ドローンの位置がわかるようにライトが必要不可欠になります。そのため、ライトがつけたドローンが必要になります。

そして、夜間飛行を行う際には、飛行高度と同じ距離の半径の範囲内に人がいない状態でないと飛ばすことができません。例えば高度150mである場合、半径150m圏内に第三者が進入しないように措置を講じる必要があります。

そして、夜間飛行において目視外飛行はできませんのでご注意ください。ドローンを夜間⾶⾏するときは必ず肉眼でドローンを⾒ながら操縦しなければなりません。

まとめ

いかがだったでしょうか。飛行許可取得に際して、書類の不備による再提出などが必要になるケースもあります。余裕をもって、飛行許可申請を提出するようにしてください。

飛行許可申請についてご不明点等ございましたら、ぜひ行政書士中井湧也事務所までご連絡ください!